あなたのこころのグラスが満たされる46のこと 19/46🎁

お疲れ様です!

8月16日まで何か楽しいことをしたいなと思い、こころのグラスを一人でも多くの方が満たせる何かをしようと決めました😊

コミュニケーションを看護の現場に活かしたこと。

病棟主任の頃にコミュニケーションを学び始めたきっかけは、看護の素晴らしさをちゃんと伝えたいと思ったから。小さいころから、自分の意見は言えず、人前で話すことが苦手で、その上、人の目を意識していかにいい人に見られるかを考えた言動をしていました😱・・・ヒドかったです。

そして、NLP、話し方講座、ほめ方講座、ねぎらい、コーチングなどを学び、看護に活かしていこうと実践し始めました。

 呼吸を合わせる①: NLP

脳梗塞の男性患者様にリハビリへ行くために、車いすへの移乗をいつも通りに促したら、その日は一向に動かれませんでした。お声掛けした反対側を向かれてしまい、拒否の態度でした。

理由は教えて下さらず。

10 分くらい「今日は行きたくないんですかね」「いつも頑張っていらっしゃいますよね」など話しながら、そばで呼吸を合わせていました。

すると、ふと患者様の身体が小さく動いたことに気付き、そのタイミングで「リハビリに行きませんか?」とお声がけしたら、こちらを向かれて起き上がり、車いすへ移乗できました。

呼吸を合わせることで、目の前の人と一体になる感じがし、声をかけるタイミングをつかむことができた出来事でした。

呼吸を合わせる②: NLP

看護学生の実習後のミーティングで、一人の学生が発表中に泣いてしまい、うつむいたままシーンとした時間ができてしまいました。ああ、どうしよう・・・という雰囲気の中、誰もどうしようもなく、泣いている学生もうつむいたまま数分間が経過しました。

私は、彼女と呼吸を合わせました。

発表できないことが辛いのかな、自分だけできないって感じているのかな、など思いながら見ていると、ふっと彼女が大きく息を吸った瞬間があり、声をかけました。

「話せそう?」

すると、ゆっくり顔を上げて話し始めました。 呼吸を同調すると、より相手に寄り添えることを実感した出来事でした。

ソフトフォーカス: NLP

リウマチで安楽な体位が定まらない患者様がいました。看護学生と共に、ソフトフォーカス(焦点をさだめず、ふわっと全体像を見る)でその患者様を観察すると、痛みよりさみしさを感じました。

そこで、体位交換した後に、しばらく身体をさすったり、お話をするようにしてから病室を離れると、疼痛による体位交換依頼のナースコールの間隔が伸びました。

どうしても、患者様の直接の言葉から状況をアセスメントしてしまいがちですが、ソフトフォーカスで患者様を観察すると、違う一面が見え、ケアが変わりました

 

 

 

学んだことの実践と前の人とあなたのこころのグラスが満たされますように 19/46✨